Diary


03年11月26日 若葉の彗星

 ガンスリンガー・ガールを読んだ感想、『なんかもやもやしてる』だとさ。

 そりゃすっきりする話じゃないもんアレ。

 確かなのは「悲しい話」であるということと、「面白い話」であるということ。










 あー… なんだこりゃ、法定速度60やぞここは…

 なんで40で走っとるんじゃコイツはッ!!!

 あー… なんだこりゃ、事故でもあったのか…

 なんで車のドアが落ちてるんだッ!!!

 いや、ビックリしたって… 『死亡事故多発』の上りカーブを越えて、下りのカーブの終盤。

 ドアがころがってるんですよ車の。

 あとでオミえもんに聞いたんですが、

 目の前のトラックが落としていったんだそうな。

 かなりビビッたってよ、さすがのオミえもんも。





 学校到着〜。

 そしたら、なんかオミえもんの後姿が見えた。

 そうそう、今日はオミえもんの方がずっと前を走ってたんだけど、

 一時は追いついたんよ。

 だけどS橋のところでナイトライダーみたいな鋭い走りを見せて

 ムリヤリ車をねじ込んで遥か前方に逃げられちゃったんですわ。



 だから、走りました。

 走りましたよ!!

 研究室に着くまでが勝負!!!

 オレが走ったのを見てオミえもんが例のごとく走り出して負けちゃいましたが。





 研究室に着くと、まずは先輩に声をかける。

 生協にさー、朝飯買いに行きたいのよ…

 JTが出してる『ホットミルク』が美味くてさ… ホッとする味なわけよ。

 水曜日はマガジンとサンデー買いたいだろうから、先輩と一緒にね。

 が、いないからどうせシャワー浴びてんだろ…

 ちょっと待って、先輩が来たら一緒に生協へ。



 先輩「パソコン買っちゃった…」

 俺「…デスクですよね?」

 先輩「そう… マウスコンピューターで。

     しかも… Xeonのデュアル。



 やっちゃった… この人やっちゃったよ!!

 B先輩らとの海外旅行を諦め、買ってしまった!!!

 いくらするんだよ一体、40万くらいか!?

 意外と安かったっつっても、Xeon2.8GHzのデュアルなんて、学生が持つPCじゃないよ!!

 カンペキ、ワークステーションだよ!!

 MO計算ってのは、モノによっては膨大な時間がかかる…

 だから、ハイパワーのPCが欲しいんだよッ!!!

 俺の使ってる研究室のパソコンは、俺のビブ美さんより弱いスペックで、

 たいしたことのない計算でも非常に時間がかかる。



 俺「さ、さわりてーーー!!!

   スピード勝負してぇ〜〜〜〜!!!」

 先輩「なぁ〜、やりてー、やりてぇよなぁ!!!

    ベンゼンの計算とかでちょっとタイム競ってみようか!!!」



 PentiumW 2.2GHz メモリ512MB

           V.S.

 Xeon 2.8GHz×2 メモリ512MB×2



 バケモノの性能実験に関しては、12月10日あたりの報告になりますのでお楽しみに。

 んでー、午前中はS研で先輩とEさんに実験器具のレクチャーをしたりしてました。

 先輩が実験をはじめると、どこかに消えてしまったEさん。

 と、隣に行ってみたらEさんがいた。

 M先生がメチャメチャ困ってるんですけど?

 化学実験室の教員のみなさんは、Eさんの相手が出来ずに困ってたので

 こりゃぁ俺がいてあげた方がいいなぁ、という訳で、用済みになってもずっとS研に居ました。





 腹が減ったので先輩をおいて研究室に戻る。

 メシを食いながら『オヘップ前段階』を再結晶。

 で、なんかB先輩から車の出動要請が入ったので、実際に出動するまで

 メダカの水槽を洗ってやることにした。

 手ですくってやったんですが、メダカとしては相当大きくなりましたね、ウチの子は。

 ああー、アオメダカ可愛すぎる…



 4時頃、出動決定。

 先輩も一緒についてくるもんだと思ったら、

 先輩の方は、スイートポテトを作る時間の都合上、

 B先輩と一緒に行動して時間をかけるわけにはいかないとかでノブ車で別行動。

 …って、ノブ今日は車じゃないじゃん!!!

 結局、俺の車で一緒に行動することに。



 まずはB先輩の『医者』…

 B先輩は昨日ケガをしたらしく、保険証がなかったために余計な金を払ったそうな。

 保険証を提示して、差額を戻してもらうために医者に行く必要があるらしい。

 ………。

 OB2に訊いた話から想像すると、すごくイヤな場所にある。

 ………。

 ああ、思い出した、そういやここら辺に医者があったな。

 カーブの真っ最中、道路の反対側にあったな。

 なだよそりゃ、この俺に『カーブの真ん中』という視界の悪い条件下で、

 『反対車線の向こう側』にたどり着けというのか!?

 サイアクだッ!!!

 が、そこはまぁ、普通に考えて事故ったりはしなかったんだけど。



 俺「フゥ… 危ないところだった…

   できればここには2度ときたくないな。

   俺の技術からすると、3回に1回はミスするだろうからな…!!!

 ノブ「そんなにですか!?Σ(゚Д゚;」



 戻りは左折なんで簡単。

 続いてジャスコ。

 ジャスコの前の信号でさー、恐ろしい初心者がいたよ。

 いや、俺じゃなくてさ。



 左折するのに歩行者が通りすぎるのを待ってたところまでは良かったんだ。

 でも、渡り終わっても動く気配がないのね。

 だから俺が先に右折していったら、ヤツも同時に動くのよ。

 でも、ヤツは左車線に入るみたいだから、俺は右車線の方に入って

 一見落着…かと思われたら、どんどん右に寄ってくるのね。

 俺の存在にまったく気付いてないよ。

 ブレーキを踏んで停車、後にまわってみたらビックリ。

 初心者マーク2枚張ってるのね。

 相当ヤバイってことなのか?(´Д`;

 本当、あのさ、車線変更するときに、移動先の車線に車がいるって

 気付かないような人は、教習所戻ってくれませんか本当に。

 もしも俺がアレと同レベルだったら、激突してたぞ。

 さすが俺、すでに事故を起こしたことがあるだけのことはある!!



 帰りは30で走ってるトラックがいてかなり焦ったけど、

 ヤツと違う道をチョイスすることで、合流点にて前に出ることができた。

 危なかった…